瓜割の滝(うりわりのたき)は、福井県三方上中郡若狭町にある湧水から生ずる滝で、1985年(昭和60年)名水百選に選ばれるとともに、輝きと優しさに出会えるまち若狭町として水の郷百選を代表する名水である。 湧水の流量は4,500t/日。水温が11.7℃と冷たく、その冷たさで瓜が自然に割れたとの故事から「瓜割の滝」と呼ばれる。
泰澄大師が開いた天徳寺(真言宗)の境内奥の森中にある。滝周辺は元々「水の森」と呼ばれる修験者の修行地で、また朝廷の雨乞いを司る祈祷所だったとされる。
また、水中には紅藻植物のヒルデンブリンディアリブラリス(Hildenbrandia rivularis、ヒルデンブリンディア属(英語版)の一種)が繁殖しているため、水中の石が赤く染まっている。
若狭地方は三方五湖や一級河川の北川など、水資源が豊富だったことから、もともと「水の国」と呼ばれており、「瓜割の滝」周辺は”水の森“という名前でも親しまれています。また、パワースポットとしても有名で、陰陽師の安倍晴明が雨乞いのためにこの滝を訪れたこともあったとか。

山道に入ると、ひんやりといい気持ち。木々が生い茂っているせいか、市街地よりも涼しく感じます。


瓜割の名水の前の売店 この豊かな水はどこからわいてくるのかな





名水100選(環境庁(現在環境省)選定1985年)
平成の水百選(2008年6月)環境省







メイン